老人の日常はおよそ上記のとおりですので、万年Bクラスのくずチームを優勝に導いてくれた大恩人の監督を追い出すような偏向新聞のへっぽこ記事などは、およそ目に入れているような暇はございませんが、それがドナルド・トランプで盤石のはずだったアメリカ大統領選が、コロナ騒ぎのせいで結果が怪しくなりまして、ただそればかりが気になって朝刊を眺めておりますと、なにやら彼のシャルリ・エブド(
Charlie Hebdo )がまた襲われて、フランスのマクロン( Emmanuel Jean- Michel Frédéric Macron
)大統領が「フランスには、他人の宗教に悪口を言って嘲る自由も、またあるのだ( il y a aussi en france une liberté
de blasphémer ≒ there is also in France a freedom to blaspheme )」と言ったという記事が出ております。俗に「人の口に戸は立てられぬ」と言われているように、立てがたく、立てる必要もない戸を立てようとするから、風通しが悪くなって息苦しくなるのであり、生きがたくなって犯罪が陰湿化するのであり、世の中がヘイトだヘイトだと騒ぎ立てるが故に、ろくろく言いたいことも言えないような社会ができあがるのであって、こうなれば、宣伝に乗せられやすい庶民など、政府の思うがままに操られることになるのだ、という老人の思いを、はるばるフランスの大統領に応援していただいたようで、老人は思わず欣快を叫んだのでありますが、‥‥
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