インターネットによりますと、矢野勘治という人が、一高の二年の時に作詞したということですが、また三年の時には、かの有名な「嗚呼玉杯に花うけて」も作詞しているようでございますな、‥‥
まあ、気を取り直して、花見を続けるといたしましょう、‥‥正午を大分過ぎてから出てきましたのでね、ある程度の人混みは覚悟しておりましたが、どうも閑散として貸し切り状態ですな、‥‥皆どうしたんでしょうね、こんな満開だってえのに、‥‥折角の桜が、う~むもったいない、‥‥
今年は春先にちっとばかし寒かったものでございますからね、皆桜なんてものは、もうとっくに散っちゃってるって思ってるんでしょうねえ、‥‥まあ何にしても、人混みに邪魔されずにゆっくり花見ができるなんてことは、今後そうあることじゃあございませんのでね、心ゆくまで堪能してから帰りましょう。
今年の桜は、色が少し濃いようでございますね、‥‥「紫匂う雲間より」、ですか、宜いものですな、‥‥。
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