羽 衣 |
あれ天人は 羽衣の
舞を舞い舞い 帰り行く
風に袂が ヒラヒラと
羽根に朝日が キラキラと
松原こえて 大空の
霞に消えて 昇り行く
あれかくれ行く 松原は
三保の浜辺か なつかしや
浜の漁師は 安らかに
栄え栄えよ いつまでも
日本一の 富士山も
霞の下に 消えてゆく
(葛原しげる作詞 梁田貞作曲)
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里ごころ |
笛や 太鼓に さそわれて
山の祭に 来て見たが
日暮は いやいや 里恋し
風吹きゃ 木の葉の 音ばかり
母さま恋しと 泣いたけど
どうでもねんねよ おとまりよ
しくしくお背戸に 出て見れば
空には寒い あかね雲
雁(かり) 雁 棹になれ
さきになれ
お迎いたのむと 言うておくれ
(北原白秋作詞 中山晋平作曲)
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田道間守(たじまもり) |
かをりも高い たちばなを
積んだお船が いま帰る
君の仰(おほ)せを かしこみて
万里の海を まっしぐら
いま帰る 田道間守
田道間守
おはさぬ君の みささぎに
泣いて帰らぬ まごころよ
遠い国から 積んできた
花たちばなの 香とともに
名はかをる 田道間守
田道間守
(文部省唱歌)
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お月さん |
お月さん
空の一人旅
お腹がすいては
歩けない
お月さん前に
鰯 雲
お月さん
横に飛の魚
お腹がすいたら
めしあがれ。
(西川勉作詞 本居長世作曲)
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これらの唱歌童謡は皆私の子供のときから愛して已まぬものたちで、折りに触れて歌ってきました。勿論これらばかりではありません。しかしそれらの中には一向に他の人が歌っていたり、それが掲載されている出版物に出会うことが出来ずにいるものがあります。それらの多くは大正生まれの父が歌っているのを側で聞いて覚えたもので歌詞も節も定かではなく、何となく心残りに思っております。
もし皆様の中で以下に示す歌詞に何らかの情報を持っていらっしゃる方は、是非ご一報下さい。
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迷子の歌その1 |
鈴売り鈴虫 リーンリン
青いお空の 原っぱで
お鈴のお店を 出しました
リーンリン リンコロリン
お鈴はいかがと 鈴を振る
(作詞・作曲不詳)
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迷子の歌その2 |
チューウ チューウ ちゅう助 ホイ
ちゅう助ねずみが 米買いに
鼻歌まじりで チュッチュッチュ
米屋のお店を ちょっとのぞきゃ
子猫がこっち向いて ニャアーと鳴いた
ちゅう助びっくり もとの道
米も買わずに ちゅっちゅっちゅ
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以下不詳
(作詞・作曲不詳)
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何卒宜しくお願い申しあげます。
★★★
平成23年6月に、横浜在住の方によって、
”ちゆうすけねずみ”は解決しました。 |
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(尋ね歌 おわり) |